健康(感染症、美容)

ここでは、健康の中でも感染症と美容関連の記事を載せたいと思います。

新型インフルエンザや複数の抗生物質が効かない多剤耐性菌が病院を中心に広がりつつあります。これからも、温暖化に伴ってどんな感染症が流行するかもわかりません。感染症について正しい知識を持って、国民みんなが対処することが大切です。

高齢化社会を迎え、ますます元気なお年寄りも増えています。いつまでも若くありたいという願望は増すばかりです。お金をかけない美容法も載せたいと思います。

私は看護師と養護教諭1級の資格を持っています。そして、看護師や養護教諭として保健室の先生として働きました。そこで、皆さんに健康情報などを分かりやすい言葉でお伝え出来ればと思って書いております。

自分の健康に関心を持っていただき、病気になる前に備えていただきたいと思います。一度体を壊すとなかなか努力しないと良くなりません。が、人生長いですから諦めずに頑張りましょう!

亜鉛不足は、小じわやシミの原因に

亜鉛は、体の機能維持や調整をしてくれています。無くてはならない微量栄養素、ミネラルの一つです。亜鉛がないと働けない酵素が200種類以上もあるそうです。亜鉛不足になると、子どもでは発育や身長の伸びが悪くなります。大人では小じわ、シミ、肌のかさつき、爪の変形、貧血、傷の治りが悪いなどの症状が出ると言います。

また、舌の味蕾の細胞を作る働きに支障をきたし、「味を感じない」「何を食べても美味しくない」ということになります。亜鉛は免疫機能にもかかわっているために、感染症にかかりやすくなるようです。

亜鉛不足になりやすい人は、慢性肝炎、腎臓病、糖尿病、関節リウマチやパーキンソン病の薬を飲んでいる人、食べ物の好き嫌いが激しい人、無理なダイエットをしている人などです。また、食品添加物や亜鉛の少ないパン食を多くとると亜鉛不足になります。

亜鉛を多く含む食品は、牛肉、牡蠣、ウナギ、牛レバー、ホタテ貝、たらこ、カシューナッツなどです。医師がすすめていた亜鉛不足にチョイ足しすると良い食材として、卵、ごま、粉チーズをあげていました。卵の卵黄に亜鉛が多く含まれています。卵1個で、サイコロステーキ2個分の亜鉛が取れます。粉チーズは、パルメザンチーズが使われていて、大さじ2杯で、サイコロステーキ2個分の亜鉛が取れます。ゴマにも亜鉛が多く、何にでもチョイ足しができ便利ですね。

亜鉛の1日の推奨量は、男性10mg、女性8mg、妊婦10mg、授乳中の女性11mgとなっています。

ハイチ、コレラ流行、想定の倍

カリブ海の島国ハイチで猛威を振るうコレラは、予想の2倍の速度で広がっているそうです。

2010年1月の大地震の復興も遅れています。現地で医療支援などを担当する人道問題調整事務所(OCHA)の責任者は、11月23日、ハイチのコレラ感染者数は今後3ヶ月間で20万人に達するとの予想を公表しました。

また、この責任者は、診療施設の増設や遺体処理などが急務だと訴えています。英BBCによると、ハイチの保健当局者は、コレラの死者が1415人に達したと明らかにしました。OCHAは、感染者を約5万人としたが、データが届かない地方を含めるとさらに増える危険性があるといいます。

15日には、北部カパイシアンでは、国連平和維持活動(PKO)のネパール軍部隊がコレラ菌を持ち込んだと疑う住民と国連・警察が衝突しました。18日には首都ポルトープランスにもデモが波及しました。

南西部の町ボーモントでは23日、死者が2人出たと伝えられます。2010.11.25

岡山市のAMDAからも医療支援に行っています。一日も早くコレラの終息が訪れますようにお祈りしております。

2009年、今冬流行のインフルエンザ、3割にタミフル耐性

2009年1月17日の読売新聞によると、今冬流行しているインフルエンザウイルスの3割が、治療薬「タミフル」に対する耐性を獲得していると、厚生労働省が16日に発表したそうです。

国内で流行しているインフルエンザ楽天 は3種類です。A香港型インフルエンザは46.3%、

Aソ連型インフルエンザは35.2%、B型インフルエンザ18.5%です。

そして、Aソ連型インフルエンザの97%がタミフルが効かないそうです。その場合は、インフルエンザ治療薬、吸入型のリレンザが有効ということです。A香港型やB型では、耐性ウイルスは見つかっていないそうです。

耐性ウイルスが見つかった都道府県は、北海道、宮城、千葉、東京、静岡、三重、滋賀、大阪、兵庫、広島、山口。

インフルエンザに罹り、タミフルを処方してもらってもなかなか効かない時は、Aソ連型インフルエンザに罹っている可能性もあるので、注意が必要です。

福岡大学病院で「アシネトバクター」で院内感染死

福岡大学病院の救急救命センターで、昨年の10月から2009年1月の間に23人の多剤耐性アシネトバクターの感染で、20代から60代の患者4人が死亡。そのうち2人は確実だそうです。アシネトバクターは、土や水まわりにいるものだそうです。

健康な人には、何でもない菌でも、重傷患者が感染すると命取りになりかねません。救急救命センターなどでは、菌やウイルス対策は万全を期してもらいたいと思います。

私の知人も救急救命センターに入った後に、多剤耐性緑膿菌などに感染しその後の体調回復に大いに支障を来しました。普段からむやみに抗生物質に頼らないようにしたいと思います。し、家畜などの飼育にも抗生物質が使われているようですが、それを食す人間にも何らかの影響があるのではないかと思えます。

2009.1.23 テレビニュースから

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更新日:2018/07/29