腎性低尿酸血症

尿酸値と言え、高くて足が腫れて痛くなる痛風がよく知られていますが、低すぎる場合にも注意が必要とのことです。腎性低尿酸血症と呼ばれ、日本でも約40万人の該当者がいると推定されています。

病気としては無症状なので、本人も気づきにくいと思われます。合併症として尿路結石を繰り返したり、運動後に体調を崩す人がいるようです。

腎性低尿酸血症とは

血清尿酸値の基準値は、男性が3.8~7.5mg/dL、女性が2.4~5.8mg/dLですが、7mg/dL以上になると結晶になり、痛風になりやすくなります。

低尿酸血症は、1.5mg/dLか1.0mg/dL以下の場合を呼ぶようですが、2.0mg/dL以下だと疑いありと見なされます。

腎臓は、血液から尿酸をこし取り尿として排出する一方で、尿酸を再吸収します。腎性低尿酸血症では、尿酸の再吸収が不十分なために、過剰に排出して血中の尿酸が少なくなります。

腎性低尿酸血症のポイント

1.該当者が約40万人いる

2.尿酸値が2.0mg/dL以下だと疑いありと見なされる

3.長年無症状であった人は、そのままでも問題ないことが多い

4.激しい運動後の体調不良や尿路結石に注意する

5.根治療法は無いが、重い合併症の予防策はある

健康診断で尿酸値が2以下と低いことが、発見のきっかけとなることが多いそうです。

診療指針

採血や採尿検査で確定診断ができます。

指針では、尿路結石予防にはしっかりと水を飲むこと、運動後の重い症状を防ぐには、運動前に消炎鎮痛薬や風邪薬の服用をできるだけ避けるなどの方法を紹介しています。

特徴的な合併症は、何度も発症する尿路結石や、激しい運動後数時間~2日ほど後に起こる背中から腰の痛みや吐き気などで、寝込むほどの人もいます。

指針作成を主導した防衛医大の四ノ宮成祥教授は、「医療関係者の間でも知られていない。まずは認知度を高めることが重要だ」と言われています。

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更新日:2019/01/09